ミラノ・スカラ座管弦楽団と同合唱団が演奏する、ヴェルディ「レクイエム」を聴いてきた。
詳細は
こちら。
このコンサート、チケット買うかどうかかなり悩んでいた。
なにせチケット代が高い。
しかし、
・作曲家の故郷にある楽団と合唱団が演奏する曲がききたい
・11月のヴェルレクの本番を前に、ハイレベルの演奏をきいてみたい
という理由で買っちゃいました。
いっぱいいっぱいフンパツしてもB席(19000円)ですが。
演奏会だが、いやー、悩んでいた時間がもったいないくらい、素晴らしかった。
行ってよかった!
バレンボイムさんの指揮は、キレがあるというよりも、硬質で着実にしっかりと音を刻んでいた。
そこにオケと合唱が見事に寄り添っている。
合唱は105人だそうだが、それ以上の迫力だし、ぴったり合ってて数人しかいないかと錯覚することもあるし、とにかくすごかった。
さらにソリストが華をさかせている。
ソプラノのフリットリさん、曲を知り尽くしていて、体の中にヴェルディが住んでるみたいだった。
完成された音楽だ。素晴らしかったです。
欲をいえば、もっといい席で聴きたかった。
B席は2階センターブロックの後方。
あの広いNHKホールだと、とぉーーーくの方で演奏してる。
音はきれいに聞えてくるけど、前の方だともっといい音なんだろうし、演奏家の表情は見えないし、どうしても距離感が否めない。
一体感が感じられないのだ。
あー。せっかく行くと決めたならもっといい席買っとけばよかった。と後悔も。
そして、聴けばきくほど悩むところも多い。
なにしろ難しい曲だということを痛感するのだ。
ところどころ、ほんの1部ではあるが、オケとソロ、ソロのアンサンブルがあっていないかもと思うところも少しだけあった(ご一緒させていただいた方のお話によると、技術的な問題ではなく、GPでの合わせが十分ではなかった、時間的な問題のズレだそう)。
プロでさえ、あわせるのが大変なのだ。
相当難しいんだろうなーと痛感した。
そして、その難しい曲を11月に歌おうとしている。
もともと不安いっぱいだったけど、この演奏会をきいて再認識した。
もう無理!って投げ出したくなってしまうくらい。
演奏は大変素晴らしかったけど、なんとも憂鬱な気分になるという複雑な心境だった。